話題騒然の作品が、あのキャストで本邦初披露！
ドラマティックを極めたバレエファン垂涎の珠玉のプログラム！
プログラムBでは、ジルベール＆マルシャンの『うたかたの恋』が何より見逃せない。ハプスブルク帝国のルドルフ皇太子による名高い心中事件を題材にした、マクミランの傑作がオペラ座のレパートリーに加わって大きな話題を呼んだのは昨秋のこと。その際に主演を務めた2人の演技がはやくも日本で見られるのはうれしいところ。愛と狂気が交錯する壮絶なパ・ド・ドゥは観る者を圧倒するはずだ。ガニオとパリエロが踊る『ヴィヴァルディ・パ・ド・ドゥ』にも注目。ラコットからフランス派バレエの伝統を手渡されたジル・イゾアールが一昨年、2人のために特別に振付けた美しいデュエットが日本で初披露されるのだ。フォーゲルが2021年の世界バレエフェスティバルで踊って衝撃を与えたゲッケ振付『悪夢』が、コンテンポラリーの表現に優れたボラックを新たなパートナーに迎え、どんな変貌を遂げるかも楽しみだ。
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