2024年のパリ五輪・男子バスケットボールの日本vsフランスの試合で、誤審によりフランスを勝たせた審判ブランカ・バーンズさん。
メキシコ生まれのブランカ・バーンズさんは、バスケットの経験があり、かつてはフランス代表だったという情報も。
もともとは3歳児の試合の審判だったブランカ・バーンズさん。
どのようにしてオリンピックの審判になったのでしょうか。
ブランカ・バーンズさんの経歴(バスケット歴・審判歴)を紹介します。
誤審審判ブランカ・バーンズは、かつてフランス代表だった?
パリオリンピックの誤審審判ブランカ・バーンズさんは、かつてはフランス代表だったという情報があります。
ブランカ・バーンズさんは、37歳。
かつて、フランス代表としてプレーしてたならば、「人種差別思想」以外にも、どうしてもフランスを勝たせたかった理由がありそうです。
しかしながら、海外のサイトを見ても、ブランカ・バーンズさんがフランス代表として活躍していたという記録はありませんでした。
Xでこの投稿をした方は、他の投稿の多くは日本語でされていることから、「ブランカ・バーンズは以前フランス代表だったのでは?」と推測して投稿したものと思われます。
ブランカ・バーンズのWiki風プロフィール
「フランス有利の誤審だらけの審判」といわれる主審ブランカ・セシリア・バーンズさんは、どんな方なのでしょうか。
- 名前:ブランカ・セシリア・バーンズ
- 英語表記:Blanca Cecilia Burns
- 生年月日:1987年2月12日
- 年齢:37歳
- 出身:メキシコ・コアウイラ州
- 国籍:アメリカ
- 学歴:ミッドアメリカ・クリスチャン大学卒業
- 職業:NBA審判員
ブランカ・セシリア・バーンズの経歴
ブランカ・セシリア・バーンズさんの経歴は次の通りです。
メキシコで生まれる
ブランカ・バーンズさんは、メキシコのコアウイラ州で生まれました。
5歳の時アメリカへ
そして、5歳の時にアメリカ・テキサス州のエルパソに引っ越しています。
高校2年生でバスケを始める
ブランカ・バーンズさんは、モントウッド高校に通い、高校2年生の時から女子バスケットボールチームでプレーしています。
大学の時に3歳児の審判を始める
ブランカ・バーンズさんは、家族とともにオクラホマ州に引っ越しをしました。
ミッドアメリカ・クリスチャン大学に通い、心理学を専攻していました。当時は奨学金をもらっていたそうです。
大学でもバスケットを続け、ポイントガードとして活躍していました。
ブランカ・バーンズさんは、大学でバスケットをする傍ら、アルバイトでオクラホマシティYMCAの3歳児の審判を始めます。
このアルバイトの審判が契機となり、ブランカ・バーンズさんはバスケットボール審判の道を進むことになります。
男子大学バスケットボールの審判に
ブランカ・バーンズさんは、審判の活動を続け、30歳ごろ、男子大学バスケットボールの審判になっています。
大学審判では、「批判」を受けることが多かったこともあり、「批判」を受けるのには慣れてしまったそうです。
「大学側で一番大変なのは、数少ない女性の一人であることです」とバーンズは語った。「現実には、男性の試合に女性が出場しているのを見て、『彼女には耐えられるか分からない』と思う人もいるかもしれません。だから私は良いプレーができるよう一生懸命に取り組んでいます。女性を疑っている人たち全員に、彼らが間違っていることを証明したいのです。」 -KTSM.comより翻訳ー
2022年のインタビュー記事で、ブランカ・バーンズさんは次のように語っています。
私の究極の目標は、NBAで(フルタイムで)働くこと、そしてオリンピックで働くことだ。私はメキシコを代表したい。 -KTSM.comより翻訳ー
「五輪審判」はブランカ・バーンズさんの夢でもあったのですね!
2021年12月NBA審判デビュー
ブランカ・バーンズさんは、大学バスケの審判をしている時に、NBAのスカウトを受け、トライアウトに参加しました。
アメリカ中から集まった60人の審判員の中から試験を受け、最終的な6人のうちの1人に残ったそうです。
ブランカ・バーンズさんは、2021年12月のユタ・ジャズ対サンアントニオ・スパーズの試合で、NBA審判デビューをしています。
NBAのGリーグには、ブランカ・バーンズさんを含め9人のパートタイム審判員がいます。
ブランカ・バーンズは、経験を積んでNBAのフルタイム審判員を目指しているようです。
大学バスケットボールと、NBAの審判を両立するために気をつけていることについて
大学とNBAではルールが違うので、常に準備をしてルールを勉強しています。 milenio.comよりー
とインタビューで語っています。