2024年の新体操日本代表「フェアリージャパンPORA」の衣装(レオタード)デザイン。
Chacottが製作しています。シックで素敵ですね!
なんと、後ろ姿には葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」がデザインされているのです!
なぜ、忍者風・葛飾北斎のデザインになったのでしょうか。
フェアリージャパン2024衣装はChacott
2024年の新体操日本代表チーム・フェアリージャパンの衣装(レオタード)は、オフィシャルスポンサーであるChacott(チャコット株式会社)が製作しています。
団体種目のうち「フープ×5」で、フェアリージャパンはこの衣装を着ます。
新体操の動きは「前屈」や「後ろに反る動作」が多いですが、どんな姿勢でも美しく見えるように、バレエのレオタード生地にも使用しているチャコットのオリジナル素材「ロイヤルスムース」などを採用しているのだそうです!
忍者風・富嶽三十六景デザインの理由は?
今回のレオタード、表を裏でデザインが大きく違いますが、どちらも「和風」な仕上がりになっています。
デザインには、どのようなこだわりがあるのでしょうか。
表は、忍者風デザイン!
表は、赤・黒・金・白を基調とした忍者っぽいデザインです。
演目の音楽「ソーラン節」のイメージを表現するために着物をベースにした美しく力強いデザインは、スカートの曲線で波を表現したり、演目中盤で流れる手裏剣の効果音を表現させるために胸元をシャープな黒の切り替えデザインにしたりと、衿や帯などのディテールで着用する選手自身の美しさや演技に華を添えられるようなデザインを追求しました。 -onward-hd.co.jpよりー
フープの演目の音楽「ソーラン節」をイメージしているんですね!
「ソーラン節」の音楽にも合いそうな和風なデザインです!
「手裏剣」の公開音に合わせた動きもあるということで、「忍者風」「くノ一風」でもあるのでしょうか。
裏は、葛飾北斎!
レオタードの背中側は、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のデザインです!
すごい!アートを感じますね。
葛飾北斎は、江戸時代後期の浮世絵師。
「富嶽三十六景」は、葛飾北斎の代表作である風景版画作品です。
「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」はとくに有名な作品ですね。
通常「大波、三隻の船、背景の富士山」の3つの要素で構成されますが、フェアリージャパンPORAのレオタードには「3隻の船」は描かれていないようです。