2024年パリ五輪柔道ウズベキスタン代表のディヨラ・ケルディヨロワ選手。
日本代表の阿部詩選手を2回戦で破り、優勝しました。
2020年東京オリンピックでは、初戦敗退をしていますが、その後数々の国際大会でメダルを獲得し、世界ランク1位になっています。
ディヨラ・ケルディヨロワ選手の強さをまとめました。
【柔道金】ディヨラ・ケルディヨロワが強すぎ!
2024年のパリ五輪・女子柔道52キロ級で優勝した26歳のディヨラ・ケルディヨロワ選手(ウズベキスタン)。
その優勝は、けっして組み合わせがラッキーだったわけではなく、むしろ強豪といわれる選手を倒しての優勝でした。
ディヨラ・ケルディヨロワの対戦相手
- 2回戦:阿部詩(日本・2020東京五輪52キロ級優勝者)
- 3回戦:マーシャ・バルハウス(ドイツ・2023年グランドスラム優勝者)
- 準決勝:アマンディーヌ・ブシャール(フランス・ヨーロッパ選手権優勝者)
- 決勝:ディストリア・クラスニキ(コソボ・2020東京五輪48キロ級優勝者)
🇺🇿 The new star of Uzbekistan: Diyora Keldiyorova is the first woman to win the gold medal in Uzbekistan’s history at the Summer Olympics. Congratulations! Women of Uzbekistan – go go go! pic.twitter.com/1y6u9oTwxW
— Nikita Makarenko (@nikmccaren) July 28, 2024
ディヨラ・ケルディヨロワの強さがすごい!
優勝候補として期待されていた日本の阿部詩選手を倒した、ウズベキスタンのディヨラ・ケルディヨロワ選手。
ディヨラ・ケルディヨロワ選手の強さがすごい!と、世界中で話題になっています。
阿部詩に勝った時、喜ばなかった姿も話題に
ディヨラ・ケルディヨロワ選手は、敗れて泣き崩れる阿部詩選手を前に、ガッツポーズをしたり、喜んだりすることはありませんでした。
尊敬する阿部詩選手に敬意を表しての行動だったそうです。
また、優勝するまで、ほかのどの試合でも、勝っても表情を緩めることはありませんでした。
このようなケルディヨロワ選手の行動に対して、世界中から「柔道の精神が高い!」と賞賛の声が上がっています。
どんな相手に対しても礼を持って行動できるケルディヨロワ選手は、これまで人一倍悔しい思いをしてきたのでしょうね!
ディヨラ・ケルディヨロワは東京五輪では初戦敗退
ディヨラ・ケルディヨロワ選手は、2020年東京オリンピックにも出場しており、今回のオリンピックは2度目の出場です。
ディヨラ・ケルディヨロワ選手は、2024年は世界ランク1位ですが、2020年東京オリンピックの時は世界ランク10位でした。
1回戦では、モンゴル代表のラグバスレン・ソソルバラム選手と対戦し、初戦敗退しています。