都知事選に出馬した、安野貴博さんの妻である黒岩里奈さんが注目されています。
夫の安野貴博さんは、SF作家や起業家としても活躍する人物です。
2024年の都知事選ではほぼ無名であるに関わらず15万票を獲得しましたが、里奈さんの力によるものも大きかったといわれています。
旦那さんを支える、黒岩里奈さんはどんな女性なのでしょうか?
今回は、黒岩里奈さんのプロフィールや経歴について調べてみました!
【顔画像】黒岩里奈は何者?Wikiプロフィール
黒岩里奈さんのプロフィールはこちら!
- 名前:黒岩里奈
- 読み方:くろいわ・りな
- 本名:安野里奈
- 生年月日:1990年9月22日
- 年齢:34歳
- 出身:東京都文京区
- 学歴:東京大学文学部卒業
- 職業:編集者(文藝春秋)
黒岩里奈さんは、出身地である東京都文京区にある桜蔭(おういん)中学校・高校を卒業しています。
私立女子中学校・高校で中高一貫教育を提供する女子高で、多くの優秀な卒業生を排出しています。
大学卒業後は、編集者として活躍しています。
安野貴博との出会い
夫の安野貴博さんとは大学1年のときから、顔見知りで共通の友人も多かったそうです。
しかし、ちゃんと喋ったのは大学3年生になってからでした。
ちゃんと喋ったのは大学3年の時、エクストリームな人に取材するという教育プログラムの一環で、「マインスイーパー(PCゲーム)が世界一速い人」ということで、里奈にインタビューした時ですね。
文春オンラインより
本格的な交際は大学卒業後で、プロポーズもかなりユニークなものでした。
プロポーズも、当時同棲していたきったない部屋で、指輪ではなくMacBookを「パカッ」と開いて例の提案書をもらったんですけど、「私の望む“パカッ”はそれじゃない!」と言って、ベタなプロポーズを仕切り直してもらいました。
文春オンラインより
結婚の時期は、はっきりしていませんが、貴博さんが24歳の時に結婚したこと、都知事選の演説で結婚10年目と話していたことから、2014年~2015年頃と思われます。
黒岩里奈は安野貴博の妻!演説がうますぎ
安野貴博さんの妻、黒岩里奈さんは演説のうまさでも話題になっています。
大バズリした里奈さんの演説ですが、演説の依頼は夫・貴博さんからのものでした。
夫以上の演説のうまさ
安野貴博さんは、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演したときに、妻の演説について以下のように答えています。
演説には前説が必要という話を2日前に聞いて、2日後に前説をしてくれる人は誰だろうと真っ先に浮かんだのが妻だった
日刊スポーツより
実際の妻の演説については、以下のように語っています。
ハードルを上げてきたと思って、びっくりした。これの次に俺が演説するのかと
日刊スポーツより
想像以上の里奈さんの演説のうまさに、貴博さんも少し焦ったようでした。
黒岩里奈さんの演説は、東大出身らしい知性があり、しかも力強く、人を惹きつける魅力があります。
元演劇部であることも、表現力の豊かさや声の力強さに影響していたんですね。
話題の演説について、黒岩里奈さんは以下のように語っています。
素人臭さがウケたのではないかと思います。裏では、演説のコツをボランティアの方々に細かく指導してもらっていたんです。「演説中の手はグーではなくパー」「候補者名を序盤に入れる」「前髪は留めたほうが印象が良くなる」などと教えてもらいました。
朝日新聞デジタルより
演説に不慣れな素人だからこそ、民衆の心を打つ演説ができたのかもしれません。
話す内容は直前に考えていました。演説会場で「5分集中させて」と周りに伝えて。中学から大学までの演劇経験は、もしかしたら役に立ったのかもしれません。
朝日新聞デジタルより
やはり演劇の経験は多いに役立ったようですね。
以下の動画は、実際の都知事選最終日演説の様子です。
貴博さんもしっかり話されていますが、里奈さんはより迫力のある演説をされていますね!
黒岩里奈は東大卒の編集者
桜蔭高校卒業後は、東京大学に入学し、卒業後は編集者として活躍しています。
E判定からのスタート
黒岩里奈さん、御主人の安野貴博さんは共に東大卒です。
2人とも、とても優秀というイメージがありますが、実は2人ともE判定からのスタートだったとのこと。
里奈さんが、受験勉強を始めたのは部活が高校2年生のときでした。
私も高校生活は部活のことしか考えていない毎日だったので、受験勉強は部活を引退した高校2年生の秋にスタートしました。英語劇部だったので英語は得意だと思い込んでいたのですが、いざ勉強し始めたら、中学生レベルの単語も知らなくて衝撃を受けました。演劇はひたすら丸暗記なので、英語の勉強にはなっていなかったんですね。
KIDSNA STYLE より
得意だと思っていた英語ですらそんな状態だったので、私も安野と同じく塾に行きたくても入塾させてもらえませんでした。高校3年生にあがるときに初めて受けた東大模試は、もちろんE判定でした。
KIDSNA STYLE より
そんな里奈さんの勉強法は、以下の方法でした。
私は塾でも学校でも全く授業の内容が分からなかったし、そもそも机に向かって一時間集中することもできなかったので、これは独学で自分なりの方法でやるしかないと気付いたんです。残り時間が少ないなかで自分に合った勉強法は何か、と調べたり考えたりして、そこで和田秀樹さんの『受験は要領』という本と、ドラゴン桜に書いてある勉強法を愚直にやるという勉強法を選択しました。
KIDSNA STYLE より
ご夫婦ともに自分に合う勉強法を見つけ、見事東大に合格しました。
文学部への編入学
東京大学入学当初は工学部でしたが、3.11の震災が文学部への編入学のきっかけとなったそうです。
もともと私は都市工学部で都市をどうデザインするのかということを学んでいました。もともと文化的なものにも興味があったので、都市設計から文化にアプローチできたらと思っていたんですが、大学時代に3.11が起きて、国立大学だったこともあり、ほとんどの授業が防災の話になったんです。そのとき、ハードを変えることもすごく必要だと思っていましたが、自分はソフトの方から、コンテンツを通して文化的なものに関わりたいなと思って文学部に編入学しました。
Yahoo!NEWSより
さらに、編集者の良さについては、以下のように語っています。
自分が書くという選択肢もあるなかで、編集者のいいところは一対一で作家さんと伴走できることです。大きな人数で一つのものを合議制でつくるというよりは、圧倒的な個の才能がある人と伴走できるという編集者という仕事はすごく面白そうだと思ったんです
Yahoo!NEWSより
編集の仕事には、とてもやりがいを感じているようですね。
KADOKAWAから文藝春秋へ
黒岩里奈さんは、東大卒業後の2014年にKADOKAWAに就職し、2020年まで編集者として活躍しました。
2020年にはKADOKAWAを退職して、文藝春秋に転職しています。
夫である安野貴博さんの小説デビューにも携わったとのことです。
貴博さんは、小説家としての経験はなかったものの、「コンティニュアス・インテグレーション」で第6回星新一賞優秀賞を受賞を受賞しました。
その後は、2021年自動運転をテーマにした「サーキット・スイッチャー」で第9回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞。翌2021年に小説家デビューしています。
黒岩里奈の現在の活動
黒岩里奈さんは文藝春秋で、Z世代の働きかたを描いた麻布競馬場さん著作の「令和元年の人生ゲーム」を担当しています。
直木賞候補になりましたが、残念ながら受賞とはなりませんでした。
でも、良い作品の担当ができるのは幸せなことですね。
その他の現在のお仕事について、黒岩里奈さん本人が数々の投稿をされています。
どの作品も面白そうで、読んでみたくなりますね。
さらに、選挙期間中には宣伝できなかった安野貴博さんの新刊もしっかり紹介していました!
デビュー2作目の長編小説ですが、都知事選で知名度が高まったこともありヒットの予感がします。